歯科NEWS

2014年7月15日 火曜日

歯科の主治医を持とう

■歯ごたえは歯根膜で

 歯根膜という言葉を聞いたことはありませんか。「シコンマク」と読みます。歯と歯を支えている顎の骨の間にあるクッションのような役割をしている部分です。

 シジミやハマグリのお吸い物を食べていて、硬い砂を噛んだことがあると思います。こんな時とっさに、歯根膜にきている神経が、今硬いものを噛みそうだという信号を脳に送って顎の筋肉の力を緩めて歯が壊れないようにしているのです。

 さらにこの歯根膜、味覚を高める働きもしています。例えばフグ刺しを食べたときの感覚は、ほとんど味のないフグの筋肉の味そのものではなく、日本語では歯ざわり、歯ごたえ、噛みごこちといった言葉で表現される感覚でこのフグはおいしいと知覚しているはずです。これもやはり歯根膜にかかる微妙な圧を脳で感覚しているからなのです。こんな視点でみると歯も重要な感覚器と理解されます。

「8020運動」という言葉を聞いたことがあると思います。「ハチマル、ニィマル」と読み、80歳で自分の歯を20本以上残そうという運動で、厚生労働省が虫歯や歯周病の予防のために提唱しているものです。高齢者でも自分の歯を失うのが10本以内なら、咀嚼能力にさほど大きい影響がないということが分かっていますので、なんとか10本は残して、日々の食事を楽しんでもらいたい、というわけです。

■磨き残しのない人はほとんどいない

 ムシ歯や歯周病で歯を失うと歯根膜も失うことになります。いかに上手に義歯を作ってもらったとしても、あのフグ刺しの何ともいえない歯ざわりも国産和牛のステーキのとろけるような噛みごこちも讃岐うどんのシコシコした歯ごたえも、実に頼りないものなってしまいます。

 そんなわけで若いうちから義歯にならない生活習慣を身につけたいものです。最近は清潔ブームで1日2回以上歯を磨く人が随分と増えました。ブランドものの歯磨きセットを買い込んで歯間ブラシや糸ようじはもちろん、デンタルミラーまで駆使して徹底的に歯垢を除去し、歯肉のマッサージも心がけているという人もたくさんいます。

 しかし、現実には磨き残しのない人はほとんどいないといわれています。右利きか左利きか、顎関節の開き具合、歯磨きにかける時間など様々な条件で、いつも同じ場所を磨き残す場合が多いそうです。きちんと磨けたかどうかは歯垢染め出し剤を塗ってみると、磨き残しの部分が赤く染まるので、自分の歯の磨き方のクセを知ることができます。

■歯科は歯が痛くなったとき行くところではない

 毎食後ばかりでなく、おやつの後も歯ブラシをくわえている人もいますが、歯垢を残す磨き方をしていたのでは不十分です。1日1回はすべての歯から歯垢が完全に除去する技術を習得したほうがよいとも言われています。そのためには歯の健康診断と健康管理が重要です。

 歯科は歯が痛くなったときだけ行くところではありません。自分で鏡を見ただけでは確認できないムシ歯や、歯石、歯肉炎の発見、磨き残しや磨き過ぎなどの歯磨きのクセの矯正、以前治療した部分の点検も必要ですから、信頼できる歯科の主治医をもつことは将来にわたり大切です。

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